第53回国民体育大会(かながわ・ゆめ国体)
98/10/24 〜 29


☆第53回国民体育大会の少年男子・少年女子のスタッフ
国民体育大会の少年男子・少年女子のスタッフ

☆第53回国民体育大会(かながわ・ゆめ国体)は少年男子の部は全県エントリー
女子は本国体に出場

【少年男子】

平成10年度第53回国民体育大会男子

【少年女子】

平成10年度第53回国民体育大会女子


「神奈川国体に参加して」(少年男子の部)

監 督 岡田 伸二
コーチ 馬頭 利治
コーチ 渡辺 真二
コーチ 北口 良平

第53回神奈川ゆめ国体が「おお汗、こ汗」のスローガンのもと、10月24日から、小田原市で開催されました。
少年男子は昨年の大阪地元開催の3位入賞の成功を受け、「少年男子の部、初優勝」を目標に掲げ強化に取り組みました。選考に当たっては、例年と同じく新人大会で140名余りの候補選手をピックアップし、4月5日の一時選考会からスタートしました。今回は、ブロック大会なしのフルエントリーであったため、少し余裕はあったものの安定したガード陣の不足と大型選手のポジションのコンバートなどから府内の選考会だけの選考は難航しました。最終的に、8月8日から10日の他府県とのゲームで12名に絞り込むことができました。  また、決定したメンバーで8月19・20日には、上海市との交流試合をおこなうことができ、高さに対する対策・ねばり強いリバウンドなど本番に向けてたいへん良い経験ができました。  これもひとえに、大阪府はじめ大阪府教育委員会、大阪協会の皆様のおかげと感謝いたしております。
 その後もウィンターカップの予選後、合計13回にわたって練習会・合宿・強化試合を実施しました。今年のチームは個人個人のオフェンス力は高いものの、速いバックコート、ディフェンスの粘り強さ、ゲームコントロールに欠けている点が課題でした。しかしながら、その課題も克服しつつ選手たちのチームワーク、選手とスタッフのつながりも徐々に深くなりチーム力はかなり良い状態に準備することができました。  そして、いよいよ本大会の10月26日、2回戦対岐阜県。出だしの堅さはあったものの全員出場・全員得点で総合力で勝つことができました。
 翌日、27日、3回戦、対沖縄県。前日の東京都戦では高さと能力に優る選手をそろえた東京が有利という試合前の予想をくつがえし、小さいながらもリバウンドの粘り、ルーズボールの強さ・激しいディフェンスで40分間戦い抜いた沖縄が上がってきました。大阪も気合十分スタートをきったものの、バックコートの遅れや、相手の速さ・ドライブインからのあわせにディフェンスの対応ができず、逆転するチャンスもなく敗れ、残念ながら3回戦敗退に終わってしまい改めて優勝という言葉の重みを痛感しました。  大阪府の代表として、期待に添えるような結果が出せなかったことをお詫び申し上げます。
しかしながら、選手・スタッフとも一丸となって戦ったプロセスにおいては心に残る貴重な体験をすることができました。  最後になりましたが、我々を支えてくださいました大阪協会はじめ関係の方々、応援にかけつけてくださった方々、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。            

「神奈川国体に参加して」(少年女子の部)

監 督 長渡 俊一
コーチ 八田 勝
コーチ 奥村 由美
コーチ 西本 雅弘

「おお汗 こ汗」の標語のもと、かながわ・ゆめ国体が10月24日〜29日まで神奈川県で開催されました。
本年、少年女子チームは8月のミニ国体で近畿第1位の成績での本国体に出場でした。 10月23日午前に会場である神奈川県大井町に入りました。地元の市場自治会の方々に歓迎会などを開いていただき、大変な歓迎を受けました。
24日は、バス移動にて総合開会式に参加し、25日より試合が開始されました。1回戦の第3試合で秋田県と対戦しましたが、緊張感からか体の動きが鈍く、立ち上がりからリズムに乗れず、秋田県に10点リードを許し、追いかける展開になりました。ミニ国体では選考し逃げ切るパターンで勝利していましたが、逆の展開でなかなか流れをつかむことができず、結局53−70で敗退してしまいました。 1つでも勝利をと思って頑張ってきましたが、1回戦敗戦という結果はなんとしても残念です。
しかし、選手たちは自分たちの持ち味を発揮してくれました。  今回のかながわ・ゆめ国体のために、大阪より高体連の先生方・大阪BB協会・保護者の皆さまには、応援に駆けつけて頂き本当にありがとうございました。最後になりましたが、関係の諸先生方に対し厚く御礼を申し上げ報告とさせていただきます。